チームビルディングとは、チームのメンバーがひとつとなり、共通の目的に向けてチームワークを発揮するためのものです。
チームビルディング研修とは、その名の通りチームビルディングの育成に特化した研修のことです。
では、どのようなゲームがチームビルディング研修に向くのでしょうか?
求められるポイントは5つあります。
◆ 目的がはっきりしているものの、方法を模索する必要があるゲーム
◆ 協力する必要がある・協力するタイミングがあるゲーム
◆ 役割分担が必要なゲーム
◆ 情報の共有が必要なゲーム
◆ マイルストーン化できるポイントが有り、達成感を得られるゲーム
つまり、ゲーム自体のクリア条件は簡単であるものの、チーム内での協力や、何かの積み重ねが必要なゲームが最適ということです。
チームビルディング研修のゲームのクリア条件が簡単で、分かりやすいものがいい理由は、ただひとつです。
チームビルディングには、目的目標の共有は必須条件です。
向うべきところがはっきりしない状況で協力するということは、ベクトルの乱れが生じる可能性があります。
せっかく大きなベクトルがあつまっていたとしても、向きがバラバラでは最大限の力を発揮できません。
ときには、力を相殺し合うことも発生してしまいます。
これが、簡単で分かりやすいクリア条件のゲームがいい理由です。
チームビルディングの目的として、「チームのメンバーがひとつとなる」ということがあります。
やはり、チームがひとつになれる瞬間と言うと、達成感を得られた瞬間だと思います。
達成感とは、「感動」のひとつの要素であり、チームで共通の感動を得るということが、一体感を生みます。
その「共通の感動」を得るためには、何かの積み重ねが最も効果的です。
学生時代の部活動をイメージしていただくと分かりやすいと思います。
毎日、厳しい練習に耐え、本番を迎える。
その本番での「結果」が得られる瞬間こそ、最大の感動を得る瞬間です。
ただ、興味深いのはこの「結果」についてです。
実は、この結果は、「良い結果」でも「悪い結果」でも大きく感動は変わりません。
結果が出る瞬間には、「みんなで頑張ってきた」という気持ちが爆発します。
つまりはその積み重ねてきた時間こそが、チームづくりの大切な要素となるのです。
チームビルディング研修のゲームに、積み重ねの要素が必要な理由は、この様なことからです。
企業を知るための機会に設けられたインターンシップ研修で、様々な研修を行うことも多いです。
就活に関するルールが厳しくなってからなおでしょうか?
内定者の集まる懇親会では、すでに入社が決まっている状況の人材を育てる意味で研修が行われます。
特に、内定者懇親会では楽しみながら研修ができるようなチームビルディング研修が好まれます。
チームビルディングに近い意味で行われる研修で、モチベーションをコントロールするための研修があります。
そのような、モチベーション維持のための研修にも様々なゲームが行われます。
どちらかと言うと、モチベーションを保たせる上司の立場の方が受ける研修となるのでしょうか?
相手をよく見る必要のあるようなチームビルディング研修のゲームがおすすめですね。
チームビルディング研修のゲームで特徴的なのは、チーム内の誰がリーダーシップをとっていくのかというところです。
リーダーシップをとる人と、リーダーを立てる人、支持に従い続ける人等、キャラクターは様々です。
チームビルディング研修のゲームではそういった点も浮き彫りになりやすいと言えます。
チームビルディング研修の中では、定番に近いゲームです。新聞紙や、クラフト紙などで各チームがどれだけ高いタワーを作ることが出来るかを競うゲームです。
新聞紙タワーは難易度が高く、それでもやることが明確という、まさにチームビルディングにピッタリのゲームです。
こちらもチームビルディング研修でのゲームにおいて有名なものです。マシュマロとパスタを使って、どれだけ高いタワーを作ることが出来るかを競うゲームです。
簡単に見えますが、高さを生む毎にバランスが微妙となり、まさにチームワークが必要となるゲームです。
ペーパータワー(新聞紙タワー)や、マシュマロチャレンジと同じ仕組みではありますが、その高いタワーをストローで作るというものです。
完成するタワーの見栄えにも大きな差が出るゲームでもあり、チームビルディング研修のアクティビティの中でも、個性を引き出しやすいゲームです。
決められた人数でチームになり、そのチーム内のメンバーの共通点を少しでも多く見つけ出します。
各チームで多くの共通点を見つけ出せたチームの勝ちです。
チーム内のお互いのことををよく知ることが出来るとともに、別のチームの着眼点から学ぶことも出来ます。
その後の人とのつながりにも役立てることが出来ます。
進行の流れさえ把握していれば、費用は無料で行うこともでき、チームビルディング研修の定番のゲームと言えます。
4〜6名程度のチームで、なぞなぞでもないクイズでもない、知識がなくても解けるような、直感で解く問題を解いていくゲームです。
時間制限を設けることで、チーム内での役割分担・情報の共有などを必要とし、ゲーム終了後には達成感や悔しさなど、共通の感動を得ることが出来る、まさにチームビルディング研修にピッタリなゲームです。
昨今、チームビルディング研修のアクティビティーとして人気のゲームです。
また、脱出ゲーム・謎解きゲームの良い点は、室内でも屋外でも行うことができることです。
大きな公園の各所に謎を配置して、「公園からの脱出」などという屋外アクティビティを行うことも出来ます。
脱出ゲームをオーダーメイド開かずの箱では、各企業様団体様に合わせた謎解きゲーム・脱出ゲームをお作りしています。